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餅は餅屋

Customer Engagementチームの紹介

はじめに

これは Kyash Advent Calendar 2021 の8日目の記事です

Kyashで、Customer EngagementチームのTech Leadをしているサーバーサイドエンジニアのomotani(@k_omotani)です。Kyashの中では数少ない認定スクラムマスターです。

TechLeadになってから採用で技術面接を担当させていただくようになり、その中で開発体制やチームの雰囲気などの質問を受けることが増えてきました。「Kyashってどんな感じで開発してるのかな〜?」と気になっている方に向けて、僕が所属しているCustomer Engagementチーム (以下CEチーム) の宣伝をさせていだこうと思います!

Customer Engagementチームって?

まずKyashの開発体制について軽くご紹介します。

Kyashでは担当する開発領域の専門性ごとに開発チームが分かれています。 プロジェクトを進める上で技術的/ドメイン的な特性に合わせて担当するチームがアサインされます。いくつか例を出すと、

  • VisaやQUICPayなどの決済周りのお金を使う部分の機能開発を担当するPaymentチーム。
  • 銀行との接続やイマすぐ入金など、お金の出入りに関する機能開発を担当するFundsチーム。
  • 経理・会計・資金決済法に関するお金を正しく扱うことにコミットする Princeチーム などなど...

ではそんな中で、今回紹介するCEチームが何をしているか?ですが

ズバリ...「その他」です!w

より正確に言うと、担当領域の判断基準をドメイン知識での切り分けという観点ではなく顧客とのEngagementを基準に考えています。 特定のドメインに囚われることなく、よりユーザー価値にフォーカスし機能開発や既存機能の改善を進めます。

(これは僕個人の考えですが実際問題として新規プロジェクトとしてアプリケーション開発をする際に既存のドメインに綺麗に割り切れることのほうが少ないと思っています。組織規模が大きくなっていく際にはある意味で便利屋的なポジションは重要になります。) CEは時として他のチームと連携しつつ遊撃隊のように動くチームです。

チーム構成

現在CEチームは以下のメンバーで開発を行なっています。

  • Matsuuraさん: EMとしてチームを支えてくださっています。
  • Tsuguneさん: 頼れる兄貴分。わんちゃん大好き。
  • Temmaさん: つよつよエンジニア。わんちゃん大好き。( Twitter:@pranc1ngpegasus )
  • Omotani: この記事書いている人です。チームではTech Leadをしています。( Twitter:@k_omotani )

Mobileチーム: クライアントアプリの開発は独立したチームで行ってます。ですのでCEチームとは別れていますが密にコミュニケーションを取りプロジェクトを進める仲間です!

やってきたこと

CEチームではよりユーザーに寄り添う形で特定のドメインに縛られず機能開発を行なってきました。実際に開発した機能をいくつかご紹介します。

共有口座

www.kyash.co

共有口座は家族や友達などと共有できる口座を簡単に作成することができる機能です。 これは本当にいい機能だと自信を持って言えるので是非使ってみてください!w

共有している人はどこで買い物したかPush通知が送られ、履歴を見ることができます。 メンバーの管理や履歴が見れる範囲の制御などややこしい部分が多く、さらにKyashの根幹にもなるWalletというモデルを拡張することになったのでかなり苦労しました... 専門性によってプロジェクトごとにアサインされるチームが決まると書きましたが、この機能の開発の際には決済に関わる部分などもいじることになったので他チームとも連携しつつ進めたことが印象に残っています。

eKYC

www.kyash.co

Kyashでは銀行出金や共有口座などの利用のために本人確認が必要になります。 以前はKyashカードの発送と受け取りによる郵送KYCがメインだったのが、eKYCの追加により、より手軽によりスピーディに本人確認できるようになりました。

このeKYCだけでなく外部ベンダーとの接続が非常に多く、システムとしての登場人物の多さはKyashの開発観点での面白さ一つです。

最後に

CEチームでは文字通り顧客との親密度を高めることを目的に動いています。 時としてドメインをまたがって色々なチームと連携しながら機能開発を行っています。 Kyashで利用してくださっているユーザーの方々に思いを馳せながら、より良いものをデリバリーしていきたいと思ってくださる方、是非一緒に働きましょう!

では、長文となってしまいましたが、お付き合いいただきありがとうございました。

最後に採用情報を載せさせていただきます。

Kyashでは一緒に働いてくださるエンジニアを募集中です。 Fintechにご興味のある方是非是非選考のご応募待っております。

herp.careers

選考に進むかどうかは別としてまず話を聞いてみたいという方はカジュアル面談からでもお願いします!

meety.net

それではKyash Advent Calendar 2021での他の記事もお楽しみに!